おおき日記
○×日記です。
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2023/07/24 (月)
私の願い!
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最近、他院で矯正治療の途中の患者さんがお見えになります。どの医院もホームページなどで検索すると矯正治療に関して結構良いことばかり記載されています。そうしないと集客することができないのでしょうが。
私が大学に残って矯正臨床を研鑽している時は、かなり厳しい環境で先輩も厳しいのでその下の私たちも必死で勉強、臨床を頑張っていました。
その結果、矯正治療における多くの引き出しを持つことができ、多種多様の症例に対しての対応できる自信を持つことが出来ました。
さらにそれに慢心することなく、患者さんは自分の愛する人、親、子供のつもりでその人にとって最良の治療を選択し、あまり負担をかけないようにと心がけています。
今でもこの歳でも、まだまだ上の治療を求めて研鑽しています。
一方、今の先生方の矯正治療に対する考え方はやはり営利主義になっているように感じます。つまり近年の歯科医院の増加に伴い、保健治療では収益を上げることが困難となり、自費治療、インプラントや矯正治療などで収益をあげようとするのは仕方ないかと思いますが。
歯科医師であれば矯正治療を行なっても全く違法でもありませんが、矯正歯科臨床は、奥行きは広く、深さも計り知れません。歯を動かして歯を並べるだけが矯正治療ではないのです。
大学では主に机上の勉強だけで、卒業後、簡単な矯正の講習会を受けることで容易に行なっています。 これは一般歯科治療も同じことで、容易に治療を行なっているのが普通です。
このような歯科事情を変えるためには、大学での教育を見直すことが重要だと思います。
国家試験合格だけを目指す大学と化した今、心の教育を見過ごしているように思えます。
あくまでも一人の歯科医師としてではなく、一人の人間として、患者さん(人間)一人一人に対応するべきでしょう。患者さんに良い治療を提供するために、さらに研鑽を積む志を育める大学であって欲しい!
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