おおき日記
○×日記です。
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2023/02/17 (金)
スイスでの矯正治療!
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先日、スイスで矯正治療を始めていた中学生の患者さんが治療継続のため来院されました。
治療は終わりがけでしたが、当然、歯を抜いて治療されていました。
もし矯正治療を行っていなければ、八重歯になっていたでしょう。
私から“治療を始めた頃(小学生)、お子さんは歯並びを気にされていたのでしょうか”との問いに、お母さんは“先生!ヨーロッパでは、八重歯になってから始めるのではなく、将来、八重歯になると思われた時点で、治療を始めるのです”との事でした。
つまり子供が歯並びを気にする、しないに関わらず、将来、不正咬合になる可能性がある場合、矯正治療を始めるようです。
歯並びが悪いと、高い地位には就けないので、幼少の頃から歯並びは綺麗にしないといけないようです。
日本との文化の違いは、矯正治療にも大きく関わってきています。
それで海外では、早期の矯正治療が流行っているのでしょう。
これは私の持論ですが、矯正治療には多くの負担があります。例えば、装置を歯に付けること。ひょっとして抜歯があるかも。歯を動かす時に痛みが伴うこと。月一の来院があること。2年程度の長い治療期間があること。高い治療費であることなど。
そのため親や先生から勧められて矯正治療を始めた場合、必ず上のどれかの負担が障害となり、私はしたくなかったのにと責任転嫁して、治療は上手くいかず、中途半端な治療となるのは見え見えです。
必ず、自分自身で納得して、治療開始を決断することが、治療をうまく進める鍵となります。
話を戻しますが、私はやはり一旦、患者さんに自分の不正咬合を見て確認させることが重要で、やはり実際に八重歯や歯のガタガタなどを体験した後で、綺麗になる方が、治療開始へのモチベーションも上がって矯正治療の負担もプラス思考で乗り越えることが容易になると信じています。
また話が長くなりました。もっと話したいのですが、今日はここまでとします。
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