おおき日記

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2011/11/07 (月)  セカンドオピニオンを求めて!
 先月、東京から新患相談で患者さんがお見えになりました。東京から!?私も有名になったもんだ!なんて甘い考えがすこしよぎりました。現実は、東京で矯正治療を行った患者さんが治療後の状態についてセカンドオピニオンを求めて来られたのでした。
 歯を抜かないで歯を並べた治療で、きれいに並んでいますが、咬み合わせは悪く、前歯は前に飛び出して、口唇は閉じにくくなっています。その治療をした歯科医院の院長は、まったく矯正治療の矯の字も知らない先生で、歯科大学からアルバイトを雇って治療をさせる医院だそうです。実際に治療をした先生はアルバイトの先生ですが、この治療の責任はすべて院長にあると思います。
 しかしその院長は、矯正治療は私がしたことではないが、きれいに並んでいるではないかと彼の言い分!しかも治療を始める時に、採る資料(模型、レントゲン、写真など)は無くなったとか、どこかに行ってしまったとか、もう話しになりません。
 間違ってはいけないのは、歯並びが綺麗になってもかみ合わせが悪ければそれは本当の矯正治療ではないということです。
 患者さんは無責任な院長の態度に腹を立てておられ、訴訟まで考えられています。本来、事なかれ主義の日本人としては、訴訟なんてあまり考えられないことですが、それほど心を痛められています。
 今まで、彼女が相談された先生方は、トラブルに巻き込まれたくないと言うことから、この問題の間に入って、問題にならないように、あまり関知しない様です。それで、彼女一人で頑張っておられ、悪くすれば鬱病になる可能性もあります。
 私の役割としては現在の彼女の状態を客観的に示してあげることです。これを元に、訴訟に入るかもしれません。その際、私の名前は出てくることでしょうが、仕方ないことです。彼女の役に立てればと出来ることはやってあげようと思っております。
 でもこのように泣き寝入りしている患者さんは多いのですよ。ただ、矯正治療の善し悪しが死を招くことが少ないので、新聞沙汰にはなって居らず、皆さんの知るところではないと思います。
 

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