2004/11/30 (火)
千利休 守破離
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昨日、テレビ番組で千利休の残した言葉に守破離ということばを紹介していました。これは”規矩作法 守り尽くして 破るとも 離るるとても もとを忘るるな”を略したもので、昔から、茶道としての道を教え伝えるためにこのような言葉を残したものだと思います。どの時代も先駆者が作り出した概念は往々にしてねじ曲げられて伝えられていくものです。そこでこれを防ぐ意味で、あくまでも基本は重要であり、この基本を破ったり、離れたりしても、基本を振り返ることは重要であるということです。
基本をまずじっくりとたたき込むことは、今では無駄なことだと思われがちですし、子供達もすぐ上手くなろうとしたり、成績を上げようとしますが、回り道や、無駄(実は無駄ではない)なことが人生にとっては大事なことのように思えます。 |
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