おおき日記
○×日記です。
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2012/06/26 (火)
医療コミュニケーション?
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残すところ後1週間あまりで7月に突入し、今年も半分終わります。時間は刻々と過ぎています。この土日は、日本矯正歯科協会の学術大会参加で東京に出張していました。東京に行く事はこんな機会がなければ、今では、ほとんどありません。東京との関わりは、息子が東京の大学に進学したことで大きくなりましたが、実際のところ東京は私の性格に合っていない様です。息子は東京での生活はもう5年になり、久しぶりに再会し、食事をしました。言葉も九州弁から優しい言葉になってきたし、格好も小洒落てきたし、ただ性格は変わってほしくないなあと思っています。
さて、今回の矯正学会も矯正専門医の特殊性をアピールすることや各地で市民公開講座を開催する事で市民に矯正治療に付いて正しい知識を持ってもらう努力をしています。
先日、耳にした話ですが、歯科大学や大学の矯正歯科の若い先生方が、各地の一般歯科医院の矯正のアルバイトで走り回って稼いでいるそうです。その先生の数も半端ではなく、しかも多数の医院を掛け持ちしているそうです。今では私の様に矯正歯科単科で開業しても経営しては行けないということで、アルバイトで生活をし続けるそうです。
大きな間違いは、あなた達が各地でやっているアルバイトをしていることです。アルバイトし続ける限り、矯正歯科で開業してもやって行けないようになっているのです。つまり自分で自分の首を絞めている訳なんです!こんなことでは、今からしっかり矯正歯科を勉強して、矯正歯科単科開業する先生は出て来なくなります。
私が色々な情報を元に感じる事は、大学側は研究に重点を置き、臨床に対する情熱を忘れているという事です。歯科大学や大学の歯学部は基本は臨床だと思います。臨床が出来ない先生がたくさんの論文を書いたという事で評価され教授になって行きます。臨床が好きではない教授は自ずと臨床には力を入れる事はなく、その下にいる学生さんも研究優先の先生となっていき、いい加減な治療を学び、そのいい加減な治療を患者さんに提供することで大金を受け取り、益々、図に乗って行きます。このような先生は往々にして、要領が良く、大学では上昇気流に乗って最後は教授という席に就いて行くものです。そうなるとその下にいる先生もそんな先生が集まってくるという悪循環になります(フィクション!?)
結局、そのしわ寄せは患者さんに行き、患者さんが涙をのむ事になるのです。先生の側が良くならないのであれば、患者さん自身に正しい情報を供給し、自分で自分の身を守るようにしないといけませんね。
歯科大学の”心の教育”しっかりしてください!技術よりまず”心”です!心が整えば技術は自ずと上手くなって来ます。今は医療コミュニケーションたるものが教育に取り入れられている様ですが、それを教育する側がちゃんとしていないのですから、学生さんは試験のためには学習すると思いますが、けっして身に付かないと思います。 教える側が、身を以て実行して見せる事が視聴覚教育となって学生さんは変わって行くものです。
大学の先生方!あなた達が送り出す学生さん達が将来の日本の歯科界を担っているのですから、一人の人間としてしっかり生きて行ける様にしてください。その前に先生が変わる事が必要ですが! また愚痴になってしまいました。 |
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