おおき日記
○×日記です。
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2022/08/25 (木)
マウスピース法
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皆さん!質問があります。
”矯正治療は美容それとも医療のどちらでしょうか?”
最近のTV、新聞広告などを見ていると、明らかに美容的な要素を含んだ広告になっています。よね!
今までの矯正治療はあまりにも仰々しくて、よほど歯並びを気にしていない限り、容易に治療を始める気持ちにならなかったと思います。
矯正臨床の歴史を考えると、歯一本一本に装置をつけて歯を動かしていくシステムが発明されておよそ100年以上が経ちます。もう100年以上も経ったので、革新的な治療法ができているのではと思われるのではないでしょうか。
それが基本的な考え方は、ほとんど変わっていないのです。つまり歯一本一本に装置(ブラケット)を装着する方法は変わっていないのです。
いや、そんなことはないでしょう!今は歯にブラケットをつけない透明のプラスチック製のマウスピースがあるではないですか!と言われるでしょうね。
そうなんです!今、全世界で大流行しているのが、このマウスピースなんです。こんなに、高い矯正治療開始への壁を低くしたものはありません。
しかし医療の立場からすると、この壁はそう簡単に低くすることは出来ません。
つまり矯正治療の仕上がりを考えるとマウスピース法と一本、一本にブラケットを装着する矯正治療とでは別物だと考えて良いと思います。
もっとも大きな違いは、マウスピースでの治療は、患者さん自身がこれを22時間以上/1日の装着が必要で、もしこれを守らなければほとんど効果はなく、その治らなかった責任は“そうですあなた!患者さん自身です”と主治医から言われるのです。これっておかしくないですか!!
高いお金を払って、治らない場合、あなたに問題があります。それで治らなくても、お金は返すことは出来ません!こんなトラブルたくさん見てきました。
このマウスピース矯正は、まるで居酒屋のような椅子と机だけの店舗で、口腔内カメラで歯型を撮り、それをパソコン上で模型に再現し、それを医療人ではなく、技術屋が画面上で歯を少しずつ動かしながら、最初から終了までの多数のシュミレーション画像を作り出し、それに合わせてマウスピースを作成し、それを患者さんに提供しているだけです。これは全く医療とは程遠いものです。
それで今ではヤマト運輸会社はこのマウスプレート法を提供するまでになってい流のです。本当に真剣に歯並びを治し、良く噛めるようにしたいなら、しっかり調べて自分で良く考えて矯正治療開始を判断しましょう。
また長くなりました! |
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