おおき日記
○×日記です。
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2007/01/25 (木)
医療の崩壊
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今晩、NHKの番組で”医療の質の向上について”が放送されていました。昨年から保険診療を受けた患者さんには、治療の内容を詳しくお知らせしなくてはいけないようになりました。つまり、国側(厚労省)は、治療を明らかにし、不正に行われていた保険請求を正すための対策だと思われます。いかに保険診療において不正請求が多いかと言う事です。ちゃんとまじめに治療し、正しく請求されている先生にとっては、寝耳に水です。
大学に在籍中は、自分がどれくらい大学病院に貢献しているかは不明でした(但し、最低、自分の給料分だけでも稼ごうとは思っていましたが)。経営については、ほとんど意識はありませんでした。私も矯正歯科として開業してからは、経営と臨床については、よく考えるようになりました。確かに、患者さんが少なくて経営が悪化することは避けたいですが、逆に、収入を増やすために、臨床がおろそかになることはもってのほかだと思っています。お金持ちになるために、医者や歯医者になることはやめて欲しいと思います。子供たちが将来の希望として、医者になりたいとか、弁護士になりたいとか行っているTVインタビューを見たりすると、がっかりします。
親としては、生活の安定した職業に就かせたいのは良くわかりますが、成績がいいから医者!医者にさせるために成績を上げさせるなんて愚の骨頂だと思います。
私は、子供たちには、将来、どんな仕事に就こうと、周りの人々に喜ばれたり、感謝されるような人になってほしいと思っています。命を救う医者は、どんな職業より簡単に感謝される職業ですが、他の職業でも、感謝される割合は少ないかも知れませんが、一人でもそう思われることが重要だと感じます。
どうも、お金で価値を判断する傾向にある昨今、医療の世界も崩壊の一途をたどり、食品業界、建設業界、政界、ほとんどの世界がくずれていっています。悲しいことです。
やはり、これからは子供たちを大切に育てていくことが重要だと思います。それには、まず親がもっとしっかりするべきですね。 |
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