おおき日記
○×日記です。
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2013/04/21 (日)
心の通った治療!
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矯正治療は歯科医師の免許を取得した者であれば、どなたでも行うことが出来ます。まったく違法ではありません。極端な例ですが、医師免許をもった先生でも、行うことができるかも知れません。医師は歯を抜いたり、歯の治療も出来ると聞いています。ただし、歯冠修復、補綴治療は出来ないと思います。ほとんど歯科に関する知識もないのですが。
話を戻しますが、歯科矯正治療は6年間の学生の勉強ではまったく習得することは出来ない特殊な臨床です。国家試験合格後、矯正治療をすることは可能ですが、歯科の経営難に相まって、ちょとした矯正の講習会を受けることで、容易に治療を始める先生も多いように思います。
私の35年の矯正臨床の経験を通しても、今でも矯正治療は難しいと感じています。
矯正臨床を行うにあたり、多くの経験を積まなければなりません。治療法の会得だけで得意になって治療を行っている若い先生も多く、鼻だけが高くなって、陰で泣いている患者さんが居ることも気づいていません。ただ、やはり矯正治療が失敗しても死ぬようなものではないこともあって、一時的に収入が増えることに飛びついて矯正治療を行っています。
矯正歯科の看板を挙げることも違法ではありませんので、患者さんに取っては、家の近くにあるその看板のあげてある医院の扉を容易に叩くものです。
容易に矯正治療を提供する医院にも問題はありますが、やはりその医院を選択する患者さんサイドにも責任もあると思っています。たくさんの医院を訪れて自分の目で確認、比較することも重要ですが、やはり手間も時間もお金もかかります。
一番、良いのはやはり、矯正治療を実際に受けた患者さんから話を聞くことも重要だと思います。その患者さんが、”自分の子供や親戚が矯正治療をするならばこの医院を紹介する”と言う医院は大丈夫だと思います。
私は開業して11年目を向かえますが、小倉の街に出掛けたときは、出来るだけ歩いている人を観察し、自分の治療をした患者さんを探します。患者さんと遭遇する人数が出来るだけ多くなることを夢見ています。
出来るだけ宣伝や広告などはやらずに、患者さんの口コミで少しずつおおき矯正歯科の家族(おおき矯正歯科の患者さん)が広がって行くことを望んでいます。
良い治療を提供するだけでなく、家族のように心の通った治療でなければいけません。歯並びだけを治しても、上品な美人や格好いい人にはなりません。そうなるように心の通った矯正治療を提供するように、絶えず努力しているつもりです。
楽しんで矯正治療をやって行きましょうね。
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