2004/11/16 (火)
法事!
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先日、私の叔母と叔父の13回忌と7回忌を一緒に行いました。その時、お寺のお坊さんのお話がありました。浄土真宗ではナムアミダブツ(南無阿弥陀仏)と唱えます。皆さん、このナムアミダブツはインド語だと言うことを知っていましたか?しかもこの南無阿弥陀仏という漢字は中国の当て字だそうです。ナムとはインド語のナマステのナマと同じ意味で「南無」はnamo (sanskrit)の音写語で「わたくしは帰依します」と意味し、アは英語のUnと同じ意味で、Unlucky,Untouchable,Unhappyなど無いという否定の意味です。ミダとは英語のメーターの意味ではかりとか量という意味だそうです。最後、ブツは光とか命などの意味だそうです。それでナムアミダブツとは”帰依無量の光、命”ということで、計り知れない命(光)が帰ると言うことだそうです。現世には光と陰がありますが、仏には陰はなく、光に満ちているそうです。つまり死んだ人を悲しむのでなく、今、生きている人が精一杯生きるために唱えることばだそうです。だから、大きな声でナムアミダブツと唱えると良いそうです。ちなみに浄土真宗を信仰する方はですが。もっといい話を聞きました。三菱自動車の現社長さんはドイツ(ダイムラー)から来られているそうです。三菱トラックのタイヤが外れて、女の子が亡くなりましたよね。そのお墓にその社長さんがお参りに行かれたとき、お墓の前で十字をきって涙を流されたそうです。これは彼が自分の父親の死のために流した涙と同じだったそうです。しかし、元外務大臣の田中真紀子さんが渡米し、アメリカの戦没者の墓を訪れた時のことです。彼女は礼儀的に花輪を添えました。そのことがアメリカでは不評だったそうです。というのも彼女が父、田中角栄の墓を訪れた時、数珠をもって訪れて合掌していたそうで、その映像はアメリカにも流れていました。その事を知っている大衆は彼女の虚(真実ではない、心から出はない)を見たそうです。小泉首相も同じで、鹿児島県の戦時中の特攻基地であった知覧を訪れたとき、涙を流して手を合わせていたそうです。彼が靖国神社参拝の時に、同じように涙を流していたら、世界はきっと今とは違った反応をしていただろうと言うことでした。やはり彼も首相になったことで虚になってしまったのだろう。
長くなりましたが、もう一つ、誰かが亡くなって、お葬式に行かれたとき、もし神式であった場合、あなたが仏教を信仰しているならば、榊を捧げず、数珠をもって手を合わすことは恥ずかしいことではない、キリスト教徒であれば、十字を切って手を合わすことをお勧めします。自分の身内が亡くなった時に示す態度こそ、亡くなった方への自分の真の心であると覚えていて下さい。 |
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