2009/08/14 (金)
特攻隊!
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今日、終戦記念日を前に、当時、特攻隊として一度は飛行機に乗って出陣した方々の話があっていました。現在、インタビューに答えておられますので、実際には突撃は失敗していました。
今まで、特攻隊は、小さな小回りのきく戦闘機が使われ、搭乗員は一名だと思っていました。ところが今回、テレビで放送されていた内容は、機体の大きく重たい重爆撃機に4名乗った状態で、行われていました。その大きな機体には、1トンの爆薬を積み込み、その重さをカバーするため、敵の戦闘機を攻撃する機銃を全て排除し、出来るだけ軽くして片道の燃料のみを積み込み、沖縄や日本近海のアメリカに空母や戦艦に突撃して行きました。
大きな飛行機なので、小回りはきかず、敵の戦闘機を攻撃する機銃はなく、丸裸で飛行していったそうです。
犬死にだとみんな思ったそうですが、口には絶対に言えない状況だったそうです。軍隊は統率が乱れることを避けるため、上層部からの命令は、絶対的なもので、天皇陛下の命ともなれば有無を言えなかったそうです。
いつも思うのですが、上の者が責任を取ることもなく、結局、下の者が犠牲になるのが戦争ですね。どの国も、絶対に、こんな状況になってはいけません。 |
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