おおき日記
○×日記です。
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2007/04/14 (土)
保険治療!
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普通、歯科矯正治療は、自費治療ですが、国が認める不正咬合の矯正治療には、保険(国からの援助)がききます。但し、この保険治療を行うには、矯正治療を行う医院が、認可を受けなくてはできません。つまり、どこの医院でも矯正の保険治療を受けることはできません。おおき矯正歯科も、開院当初からこの指定は受けていましたが、今年の3月31日付で、厚生労働省から、この指定医院を認定する基準の変更がありました。認可を受ける医院には、レントゲンの器械、顎の動きを調べる機械、それに筋電計と言って筋肉の活動をしらべる機械が揃っていなければいけません。今回は特に筋電計の機械の指定をしており、もしこれに従わない場合は、取り消しにすると言うものです。
実際のことを言いますと、顔のレントゲンの写真は診断や治療方針の決定に大きく役に立ちますが、顎の動きの診査や、筋肉の活動の診査は、特に筋肉の活動を知ることで、治療方針を決定することは、あまりありません。そこに今回、厚労省から、この筋電計の機械購入を前提に、認可の是非を決定するとお達しがありました。もし、5月末日までにこの高価な筋電計を購入しない場合は、保険治療は認めないと言っています。
保険治療が認められないとなった場合、一番の問題なのは、今、現在、保険で矯正治療を行っている患者さんに一番、しわ寄せが来ることです。保険ではなく、自費治療になり、金額もたかくなるでしょう。それなら、医院を変えて、保険治療ができる大学病院とかに転医すればいいのですが、この場合、治療方針の変更や主治医の交代というやっかいなことになり、治療は大幅に、遅れてしまいますし、通院時間も、制限されてくることになります。
私たちは臨床家は患者さんのために頑張っているので、自分の医院に頼って来られた患者さんのためであれば、この機械を購入することは、全く問題ないのですが、厚生労働省がこの業者のこの機械を購入しないといけないと言う通達を出すことに疑問があります。この機能を持つ機械であればオーケーであるということであれば、納得も出来るのですが。裏がありそうだと思うのは私だけでしょうか。 |
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