2015/03/05 (木)
徒然なるままに!
|
|
|
新年を迎え、2ヶ月を経過し、早、3月に入ってしまいました。高校生や浪人生であった患者さんが、大学の合否を心配する時期です。やはり希望の大学に合格してほしいですが、皆、人生、そう上手く行くものではありません。
希望の大学に入学したからと言って、これまた人生、上手く行くとは限りませんね。だから人生は楽しいのかもしれません。
失敗と思った進路が進んでみると、自分の生き方には、マッチした方向だったと言うことも多いものです。
歯科材料店に勤めた新卒の若者が、営業の仕事を始めたとたん、辞めて行っています。下手に大学を卒業することで、仕事内容に不満を持ち、長続きしないことをよく聞きます。そんなに自分に合った仕事なんて、周りにあるわけがないと思います。
巡り会った仕事を、何年か続け、無駄なこともたくさんやり、その中で、やり甲斐を見つけて行くことが重要なんですが。給料の安さもやり甲斐を持てないひとつの理由かもしれませんが、今の時代、給料の良い求人案内には、どこかに落とし穴があることが多いと思います。
仕事を楽しむ方法は、まず、小さい頃、しっかり遊ぶことです。これはTVゲームではありません。何もないところから、遊び方を考えて遊ぶ、数人のグループで、ルールを決めて遊ぶ、昔ならSけん(Sの字を書いた陣地からケンケンで出て、戦うゲーム)、馬乗り、軟式テニスボールでの野球、屋根の上にボールを投げて落ちてくるボールを指名された人が取るゲーム(名称不明)、他にもたくさんの遊びがありました。
こんな遊びをたくさんすることで、自然と多くの人とのコミュニケーションを取っており、ゲームをもっと楽しくするルールを考え出したり、如何に楽しく遊ぶかを考えていました。
この遊び心が大人になって役に立ってくるのです。難しい仕事、嫌な仕事に直面したとき、この遊び心が、如何に楽しく解決していくかを導き出してくれるのです。
生き甲斐は、人に感謝されることかもしれません。人によって、それぞれ異なると思いますが、生き甲斐をもって仕事が出来、しかもそれが楽しいなんてすばらしいと思いませんか。
小さなお子さんをお持ちの方は、プログラマーが作ったある枠から外れることのないTVゲームではなく、何が起こるか分からない創造性のある遊びを子供たちに与えてほしいですね。昔は大人は関知することのない子供たちだけの世界があったのですが、今は危なくて子供達だけとか一人にはさせられない時代ですので、どうしても保護者の手間がかかりますので、大変ですが。出来るだけ遊ばせておいた方が、将来きっと人生に役に立って来ると確信します。 |
|
|
|