2014/09/12 (金)
24時間!
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人間には誰も一日24時間しか与えられていません。余程のタフな人間であれば、この24時間の間に、様々なことをこなすことが可能かも知れません。でもほとんどの人は6〜8時間睡眠を取り、残りの時間の数時間だけ集中して事を行っています。
何が言いたいかと言うと、ある人が勉強をしている間、他の人は遊んでいるかもしれないけれど、机上で勉強している人には遊びから得られるものは会得出来ないし、遊んでいる人は、勉強から得る知識は会得出来ないと言うことです。
主に研究をしている人は、どうしても臨床はおろそかになりがちで、臨床に力を入れている人は、研究には手が回らなくなるのは常で、しかも家庭があると、またさらに家庭に時間をとられることになり、何事にも手が回らなくなります。
つまり矯正臨床が上達したければ、本気で時間を割いて、取り組まないとだめだと言うことです。中途半端に、すべてに関わると何事もいい加減になってくると言うことです。
でもこのように中途半端で、何もしなくても、時間がただ経過するだけで、私は”矯正臨床は十何年です”なんて、言っている輩が増えることを心配しています。
本当は肩書きなんて、必要なく、その人の真の臨床力が患者さんに評価されるべきだと思っています。
若い先生方は、いろんな事(恋愛、アルバイト、趣味など)をするのではなく、ここ3〜4年は矯正漬けになってほしいと思います。それが上手くなる骨です。
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