2010/01/18 (月)
人生の縮図!
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昨日、大学センター試験が行われていました。受験生やその御家族にとっては、人生の大きな分かれ目となる、大変な時期だと思います。
大学に在籍中は、まだ、センター試験の試験監督などをする機会も多く、受験の辛さが少し分かったものです。
しかし、子供達もその時期を過ぎ、開業してしまうと、まったく大学センター試験のことは気にも留めません。
ところで偏差値と言う言葉がありますが、私の大学受験の頃(40年前?)から、偏差値という言葉が出てきたような気がします。当時、全国共通試験(旺文社の実力テスト?)が行われていて、その試験に参加する高校の数が増えることで、今の自分の実力を知ることができました。これを知ることで、実際の大学受験の結果を予測し、合格の可能性判定に使うことで、高校自体の受験合格者を増やしたり、受験生の個々の大学なら合格するだろうという安心感に一役買っていますが、当然、受験校は偏差値がクリアー出来る大学に限られて来ます。結局、大学は入学し易くなりましたが、自分が進みたい方向に、容易に行けなくなりますね。
しかし、私たちの時代は、自分の受ける大学は、好きなように選ぶことが出来ました。つまり入学願書を行ってみたい大学にすべてに出し、その後、各大学の競争率を見て、受験します。ちょっと博打的な感覚で、運もツキも関係があり、それで成績的にちょっと無理そうな大学でも、合格した友人も多く、まるで人生の縮図のようでした。こんなおおらかな受験は、今では受け入れられないかも知れませんが、懐かしいです!
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