おおき日記

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2009/05/16 (土)  うるさい爺
 先月の恩師の”退任の集い”を行ったことは、以前、お話をしました。その準備を行っている中で、会の集合写真やパーティのスナップ写真を撮ってもらうため、大学の写真部の学生さんに、頼みました。そこで学生さんから、アルバイトは1日も半日も1万円ですと回答がありました。まあ、お祝いの席なので、写真さえうまく撮ってもらえれば、4時間くらいで、二人くらい頼んでも良いかとお願いしました。するとその後、女性の声で、当日後輩と一緒に行かせてもらいますと電話。いや、前日に打ち合わせのため、私に会いに二人で着てくださいと言うと、えっ!と面倒くさいという感じ!しぶしぶ、前日に会いに着てくれました。打ち合わせが終わり、分かれようとした時、先輩の学生さんが、交通費はどうなっていますか?とのこと。今度は私が えっ!タクシーで来るのと問うと、いえ!と。それではバス代往復440円を出せば良いのと、喉元まで出てきました。しかし、そこでは冷静に分かりました、でもそこまで言うのであれば、絶対に失敗無しでやってくださいよと伝え、分かれました。
 パーティーは無事、終わり、数日経っても、写真部から何も連絡がありません。ゴールデンウィークを終わって間もなくして、先輩の学生さんが、写真が収められたCDを持って持ってきました。その時、言った言葉は、後輩が撮った写真が悪かったので、すこし修正しましたとのこと、私も忙しかったので、その時はCDを受け取るだけで帰ってもらいました。
 仕事が終わり、その写真を見て、落胆しました。写真が暗くて綺麗な色合いが出ていません。写真のアングルや構図は、その人の経験や感性がものを言うものですが、光量不足で暗いなどは、写真を撮る前の問題です。
 あの”交通費は怒鳴っていますか?”の言葉がなければ、学生が撮るのだからこんなものかなと済ましていたかもしれません。
たった、その言葉で、彼らをプロとして認め、彼らに高い質を求めることにしました。
 後日、彼らを医院に呼び出すことにし、連絡を取ると、忙しいと私との会う約束の日をキャンセルしてきました。こんな些細なことで、何で、こんなに言われないといけないのかと思っているのだろうと思うと、絶対にこのまま終わらせてはいけないとさらに燃えてきました。
 再度、約束した当日、神妙な顔をして、二人で着てくれました。まず、そこで、私が言ったことは、写真の失敗した原因は何か!それはプロであれば、事前に確認できることではないのか!後輩の失敗は先輩の責任であること。今回の失敗を次に頼まれたときには絶対にしないこと!お金をもらう以上、全力を尽くすこと!将来、歯科医師として仕事をする場合、同じようにプロとしてしの仕事ができるようになりなさい!そのためには、しっかりと勉強しなさい!と言い聞かせました。言いたいことを分かってくれればいいのですが、うるさい爺だと思われたかも知れませんが、こんなことが、重要なことなんですがね。
 また、難しいことを書いてしまいました。申し訳ありません。聞き流してください。

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