2005/07/05 (火)
感動させるアドバイス!
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一昨日の日曜日、弓道部のOB戦が現役の弓道部員と一緒に行われました。私が学生時代、弓道部であったことは、以前、お話ししていましたが。幸いにOBの中で優勝することができました。今は私なりに弓道の的の中て方は理解しているつもりです。あくまでも的の当て方ですが。それにしてもほとんど毎日練習している弓道部員は弓道部員の的中数の少ないのには驚きます。確かに私の現役の時代もなかなか、的に当たらず色々と先輩のアドバイスを受けるのですが、それをなかなかスムーズに受け入れることが出来ず、スランプに陥っていました。
ちなみに弓道は始める場所によって弓に対する考え方が異なります。学生弓道はあくまでも中り(的に当てること)が重要で、あまり射型にはこだわりません。逆に社会人弓道はあくまでも弓を引くこと、その精神が重要で、良くなれば結果的に的に中るということです。
ということで、飛躍しますが、大学の弓道は悪い当て方でも、中りが重要だということです。その状況で苦しんだ先輩、後輩をよく知っています。当然、私もその一人ですが。ところが、卒業したとたん、憑き物が取れたように弓を素直に見ることができるようになりました。
日本古来の武道など、なかなか西洋の文化からみると精神的な要素が強く、これを科学的に解明することは御法度の世界に見えます。しかし、外国人が出版した武道に関する文献は日本人が読むと大変面白く、科学的に分析されているため、初心者でも良く理解できるものです。良いところを突いています。
やはり、最近の若い人は精神的な修行の世界に生きるためにはやることが多すぎて、時間が足りず、何でも手っ取り早く修得できることを好みます。そこで彼らへのアドバイスは分かりやすくビジュアル化したり、マニュアル化することが必須となります。また教える側としてもその人、その人に、その時、その時の状況に応じたアドバイスをしないと効果はありません。
全国の歯科大生の集まる大きな弓道の試合が1ヶ月後に控え、今更とは思いますが、少しでも役に立つアドバイスが出来ればと思っております。結果は後ほど!
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